« つれづれ | メイン | 2004年に聴きまくったCD »

2005年01月17日

10年の歳月

午前5時46分、いつもだったら絶対に起きるわけもない時刻、
心のどこかで意識していたのか、驚くことに1分前に目が覚めた。

10年前の出来事は兵庫県に面している豊中市に住んでいた僕にとって
他人事ではなく、下から突き上げるようなすさまじい揺れで目覚めた。

幸い家族全員ケガもなく、家にも大きな損傷はなかったけれど、
テレビで地震速報を見ながら、度重なる余震を感じ続け、
次またあのくらいの大きな揺れが来たら間違いなく家がつぶれる、
次こそ死ぬかもしれない、っていうあの恐怖は決して忘れることはない。
生まれて初めてリアルに「死」を意識した瞬間。

直後の地震速報では、「神戸の震度6っていうのは何かの間違いでしょうね」
アナウンサーが言っていたのがすごく鮮明に記憶に残ってる。

震災から3ヶ月後には大学進学で上京。
首都圏の人たちの震災に対する無関心さにとても腹立たしく感じた。
でもそれは自分が被害者だからこそ感じることで、
僕が地震を体験していなければ、たぶん同じように他人事だったんだと思う。


あれから10年、神戸の街もきれいに復興し、一見傷跡も見つからない。
でもその影で仮設住宅でひっそりと死んでいく老人たち。
そして10年前に大事な人を失った人たちの心には決して消えない傷。

6,433人の失われた尊い命だけじゃなく、
今もなお苦しんでいる人たちがいることを絶対に忘れてはいけない。

そして大きな犠牲の上に得た教訓は絶対に次に生かさなければならない。
「体験」と「学習」、それが人間が自然に対抗するための手段だから。

投稿者 hiromi : 2005年01月17日 18:36

トラックバック

このエントリーのトラックバックURL:
http://www.hot-blood.net/cgi/mt/mt-tb.cgi/122

コメント

コメントしてください




保存しますか?